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長距離ラン

Posted on : 29-03-2012 | By : bzjpee | In : いろいろ

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中学生時代、良く野外走を行っていました。
陸上部の先生が野外走が好きで、山越えのコースと言うのがあって、一つの山を越えて10キロのコースのタイムトライアルをすると言うもので、学校がない休みの日は陸上部のみんなで山に集まって、山越えを競っていました。

山のコースには途中ダムがあり、静かで美しい湖が広がっており、そこを通過すると今度は綺麗な川がながれていて色んな動物に出会えます。また山のロードコースの坂道の終わり(頂上)には短いトンネルがあり、真っ暗でちょっと怖い雰囲気のトンネルを抜けると今度は下り坂のコースとなります。
景色がどんどん変わるので、それも楽しみの一つで、長距離が得意だった私には最高の練習で、この時は「走るのが楽しい」と思える瞬間でした。

しかし目的はタイムトライアルですので、みんなで和気藹々と走ると言うよりは真剣に自分の限界に挑戦すると言う過酷な10キロです。
男女同時にスタートし、結局後半になるとトップ集団に着いていけている女の子は私だけです。そんな私の努力を認めてくれるかのように、男の子集団の中のエースに当たる人たちは「頑張れ!限界まで着いて来い!」と励ましてくれます。
だんだん苦しくなってペースが落ちそうになると、ペースが落ちないように(気持ちが諦めないように)私の背中をグイっと押してくれて「まだまだ!」と励ましてくれるのです。
私はその励ましで「次の電信柱まで頑張ろう」って気持ちで頑張るのです。次の電信柱が来たら、もう一つ先の電信柱まで頑張ろうと思う。その繰り返しで、どこまで自分が頑張れるか…そこに挑戦する。そしてそのままゴールまで辿り着けた時の達成感がすごく充実したものだったから「頑張ってよかった」って思えるんですよね。

そんな暖かい仲間に支えられていたからこそ「いい所を見せたい」と言う気持ちも働き、どんどん頑張れました。たまに、好きな人が背中を押してくれたり、励ましてくれたり、「着いて来い!」とリードしてくれる練習がとても楽しかったのを覚えています。

今ではそんな甘酸っぱい青春はありませんが、あの山越えコースを通るたびに青春の一ページを思い出します。

考えたらいい青春時代を過ごしてきたと思います。
失敗も沢山ありますが、全てが自分の糧となっていると思えます。
また春になったらあの山越えコースにピクニックへ行こうかな。